「第3回マイラビインスタライブ」レポート第4弾は、質問コーナー編をお届けします。
保護者の方からのお悩みについて、監修の宇野里砂(リサ)先生からアドバイスをいただきました。
ご質問内容👇
「服の素材や長さなどにこだわりがあるようで、季節や天気に合った服を着てくれません。」
大人でも、微妙な天気の日は暑くなるのか寒くなるのかがわからず、迷った末に洋服を選んだけれど失敗した~!と思うことがありますよね。
ましてや、子どもがその日の天気や気温を考えて服を選ぶことはできません。
素材や丈の長さ、色など、洋服に強いこだわりを持っている子どもはたくさんいて、例えば、一年中半袖半ズボンの子や、一年中緑色の服を着ているいる子などさまざまです。
こうしたお子さんに、「これを着なさい」と言うとケンカになってしまいます。
そういう場合は、その日の朝ではなく、前の日のうちに話し合っておくとよいでしょう。
例えば、毎日半袖Tシャツしか着ないお子さんの場合、翌日の気温が低そうだったら、「明日は寒そうだよ。Tシャツの上にこれを羽織っていこうか」とか「Tシャツの下に、この長袖Tシャツを着るとカッコいいよ」などと提案してみましょう。
前日のうちにお子さんが納得するような話し合いができ、着るものが決まっていると、次の日の朝の時間を平和に過ごせます。
ご質問内容👇
「天気が悪いと機嫌が悪くなることが多く、きょうだいゲンカが増えて困っています。」
梅雨のころは、体調の面でも気持ちの面でもバランスを崩しやすい時期で、子どもたちは不機嫌になりがちです。
というのも、子どもたちは4月に新学期を迎え、新しい環境になじもうと頑張ってきました。
その頑張りの果てにGWがスタート。
GWでいったん楽しい時間を過ごしますが、それもつかの間、また学校生活が始まります。
そして、再び学校生活のペースをつかむのに苦労しているところに梅雨が始まり、憂鬱な気分が増してしまう…という流れです。
イライラが募っているので、きょうだいがいるご家庭では、どうしてもトラブルやケンカが増えてしまいます。
これらが起こらないようにする方法はというと…。
正直なところ、秘策はありません。
でも、少しでも減らすための工夫はあります。
それは、子どもたちの間にケンカが起こりそうなムードが漂ってきたら、大人が入っていくことです。
子どものテンションが上がり過ぎているな、イライラが募りかけているなと感じ取ったら、ちょっと間に入ってみてください。
大人が介入することで、子どもたちの気持ちが切り替わり、衝突を減らすことができるはずです。
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