子どもが家にいる時間が長くなると、どうしても気になるのがゲームの時間。
特に春休みは宿題がないので、子どもは大好きなゲームをしながらダラダラと過ごす時間が増えます。
そこで今回は、3月12日(火)に開催されたマイラビインスタライブの中から、宇野里砂先生(リサ先生)が話された、「発達障害の子どもとゲーム」についてのアドバイスを紹介します。
長い休みに入ると、それぞれの家庭で起こりがちな「ゲームをやめられない問題」。
どうして子どもはゲームをやめられないのでしょうか。
その理由として挙げられるのは、
・楽しいから
・続きが気になるから
・達成感があるから
・注目を浴びることができるから
・ほかにやることがないから
などです。
ただ、発達障害の子どもは、ほかにも理由があるようです。
発達障害の子どもがゲームをやめられないのは、「一人遊びができない」「子ども同士で遊べない」という問題が含まれています。
つまり、「大人の介入を望む」=「保護者の方と一緒に過ごしたい」という気持ちが強いのです。
そう聞くと、保護者の皆さんはどのように感じられるでしょうか。
「うれしい」と思う半面、「忙しい中、つきっきりで相手をしなければならないのか…」と負担に感じられる方もいらっしゃることでしょう。
でも、「一緒に過ごす」というのは、お出かけの予定をつくったり遊びの相手をしたりすることではありません。
一緒に過ごす時間をつくってあげるだけでいいのです。
では、「何をすればいい?」となりますよね。
例えば、お子さまと何かルールを決めるというのはいかがでしょうか。
1つ例として「ランドセルの起き場所を決める」があります。
置き場所は、リビングでも子ども部屋でもどこでもいいのですが、お子さんの考えを優先しながら、話し合って決めていきましょう。
場所が決まったら、文字で表示する、シールを貼るなど、わかりやすくする工夫も一緒に考えて、作業してみましょう。
子どもは、自分が決めたことは守ります。
何もいわなくても守ってくれることが1つでも増えたら助かりますよね。
一緒に過ごすことで、ゲームの時間が減る→生活面の困りごとが減る→保護者の方が楽になるなどのメリットが生まれます。
この際、保護者の方のメリット優先で、過ごし方を考えてみるのもいいかもしれませんね。
次回は、「一緒に過ごす、過ごし方例」第2弾としして、家での「時間割」のつくり方について紹介します。
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